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漁師インタビュー

日本海の荒波にもまれながらも、越前ガニを求めて大海原を駆けめぐる熱き海の男たち。海で働く漁師がいるからこそ、極上の『越前ガニ』が味わえるというもの。ところで、カニ漁を営む漁師さんは、どんな人でしょう?ちょっと気になりませんか?

というわけで、底曵船・春香丸の船長である、この道20年の漁師・板本学保(たかやす)さんに、カニ漁について、お話を伺いました。

− 何歳で漁師になりましたか?
16歳ぐらいやの。親父も漁師だったし、小さい頃から自分も跡を継いで漁師になるものだと、ごく自然と思っていた。水産高校に通っていたけど、どうせなら早く船に乗りたいと思っ て、16歳で漁師になったんや。だから、もう20年になるの。
− 今日は大漁ですね。水揚げ量はどのくらいですか?
今日はズワイが350、アシナガが200、セイコが3000ぐらいやの。
− カニ漁の方法を教えてください。
網を海に投げて、カニを捕まえるんや。そして1時間かけて、その網を引き上げる。1回の漁で網を何回投げられるか、網数で量が変わってくる。
− カニ漁で一番苦労しているところは?
カニがたくさんいる場所を探すこと。たくさんいるところを目がけて、船を出すんや。
− どうやって、カニがたくさんいる場所を探すのですか?
データ分析。漁に出る前に、去年や一昨年の帳面を見るんや。過去に、いつ、どこで、どのくらいのカニが捕れたかを頭に入れて、「今日はこの辺りにカニがいるんじゃないか」っていう当たりをつける。データ分析と長年の勘とで、カニのいる場所を探す。時には仲間の漁船同士で連絡を取り合って、海の上で情報交換をしたりもするよ。
− カニ漁には、何人で行きますか?
うちは乗組員6人。長年乗っている人もいれば、新しく加わる時もあるね。
− 漁はいつも日帰りですか?
天候次第やね。昨日みたいに、翌日は海がしけるということが分かっている時は、海で停泊したりもする。どうするかは、海に行ってから決めることが多いな。
− 一番やりがいを感じる時は?
やっぱり豊漁の時やね。今日みたいな日は『良かった』と思うよ。
− カニの禁漁期間は何をしていますか?
一年中、漁に出ているよ。カニが終わったら、次はエビ漁が始まるし。とは言え、カニ漁で稼がないといけないから、冬は気も張るよ。漁の期間は限られているしね。
− 三国の越前ガニをどう思いますか?
三国の越前ガニは美味しいから「食べると分かる」って言われる。ブランドとして盛り上がっているからこそ、誇りを持っている一方で、ヘタなものは出せないという気持ちがあるわ。いいカニを出したいね。
− 最後に、船長さんオススメの越前ガニの食べ方を教えてください。
どれも旨いけど、俺はやっぱり鍋が一番やね。いっぺん、食べてみて!
− ありがとうございました!

取材を終えて…

豊漁で賑わう三国港。この日、1番セリだった春香丸も大漁でした。船長の板本さんは、船が港に戻ってからも大忙し。カニを仕分けしながら水揚げし終えると、すぐさまセリにかける準備。真剣なまなざしで自分たちが捕ってきたカニをチェックしていました。そしてセリが始まるとカニを次から次へセリ台へと運びます。まさに息つく暇もないといった様子。その姿を見て、漁師の仕事は海の上だけではないのだということを知りました。漁師さん達がいるからこそ、私たちは美味しい『越前ガニ』に舌鼓を打てるのです。セリを終えてホッと一息ついている船長にお話を伺った今回のインタビュ−。お忙しいところありがとうございました。今季も気をつけて漁をしてください!

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明治 うちらはベテラン漁師&海女。朝から漁に出て獲ってきたピチピチ天然魚介の料理は、味が違うざ!

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